興味を興味で終わらせない!
最初に私なりの結論から伝えると、アパート経営に限らず、興味があることであれば、やってみるには、どうすれば良いか?と考える癖をつけることが大切です。
ああでもない、こうでもない、と考え始めると、「やらない理由」「やめた方が良い理由」というネガティブなことばかりが思い浮かび、興味を興味のままで終わらせてしまう可能性が高くなってしまうからです。
興味のまま終わらせてしまうと、「あの時、やってみれば良かった・・・」という後悔の気持ちを、後々抱くことが往々にしてあるからです。
不動産投資を、分散投資の1つに組み入れる
一方の実物資産、その代表格の不動産は、株式市場のように日々値動きがある訳ではなく、気にする必要はない。ただ、もし売却して現金化したい場合、株式などのようにクリック一つで換金できず、買いたい方が見つかるまでに、日時が数カ月などかかるケースもある。
このように、どちらも一長一短あるので、金融資産も不動産も、それぞれ資産として保有しておくことがリスク回避にもつながるのではないでしょうか?
アパート経営などの不動産の良い所としては、部屋を貸し出して賃料を得ることで、毎月の安定収入につながるという点が、精神的な安心感ももたらしてくれる。そんな効果もあると私は考えています。
アパート経営とマンション経営はどっちが良い?
アパート経営は、一棟を購入して賃貸に出す。
マンション経営は、区分マンションの部屋を購入して賃貸に出す。
上記のような違いがありますが、どちらが良いということはなく、あなたが取り組みやすいと感じる方を選ぶことが大切です。
アパート経営は、土地も建物も、基本はあなたひとりが所有することになります。
そのため、運営のすべてをあなたが行える裁量があるために、収益性という点で、マンション経営よりも良いケースが多いです。
その一方で、購入価格が高い、メンテナンスの計画を自分で考える必要がある、売却して換金したい時に時間がかかる可能性があるというデメリットもあります。
マンション経営は、アパート経営の裏返しで、自分の裁量が及ぶのは部屋の中だけで、エントランスや廊下、エレベーターなどの共用部分は、他の部屋の方と一緒に管理組合を通して、維持管理することになる。
そのため、共用部の維持管理に充てる、管理費や修繕積立金を毎月払うことになるので、収益性はアパートよりも下がる。
その一方で、購入価格はアパートより低く、メンテナンスにも基本頭を悩ませるケースが低く、売却して換金したい時に、不動産の中では時間がかかりにくい場合が多い。
上記のような違いが、主なこととして考えられます。
アパート経営もマンション経営も、違いこそあれ、実物資産をあなたの資産に組み入れることに違いはありません。
あなたの気持ちに合わせて、どちらを選ぶ方がストレス感じないかというポイントも踏まえながら、興味を興味のまま終わらせない選択をして頂ければと思います。
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斎藤 岳志 >>プロフィールをもっと見る
某百貨店に3年ほど勤務。色々な方との触れ合いを通じて、サービス・接客・対人関係の基礎を身につける。
百貨店在職中に、ファイナンシャルプランナーの勉強を始め、資格取得をしたことをきっかけに、数字を扱う仕事に興味がわき、転職して、経理・税務という職種を経験。自身の強みとなっている。
また、プライベートな部分でも、株式投資に始まり、信用取引や商品先物取引、投資信託やFXなど、投資と名のつくものはだいたい経験し、その経験を経てくる中で、一番自分の性格とうまの合った不動産投資を2007年にスタートして以来、自分の資産運用に関しては、中古マンション投資を中心に金融資産の運用と不動産を組み合わせたバランスを意識して取り組んでいる。
【所有資格】
CFP
相続診断士
終活アドバイザー