都心の新築マンション価格が「平均1億円超え」という報道も見られるようになりました。
ここ数年、特にマンション価格は上昇傾向にあります。
「価格が上がっている今、買うなら戸建て?マンション?」
マイホームを検討している方にとって、悩ましいテーマではないでしょうか。
結論からお伝えすると、どちらが正解、という答えはありません。
大切なのは「あなたが何を優先するか」です。

価格高騰時代にまず考えるべきこと
今は物件価格が高いからこそ、
- 無理のない住宅ローン返済か
- 将来の教育費や老後資金と両立できるか
- 万が一売却する場合の資産性はどうか
こうした視点がより重要になります。
そのうえで、戸建てとマンションの特徴を整理してみましょう。
戸建てのメリット・デメリット
メリット
- 土地と建物を単独で所有できる
- 間取りや設備の自由度が高い
- 建替えや大規模リフォームの自由度がある
「自分たちらしい住まいを作りたい」という方には魅力的です。
デメリット
- 駅から離れるケースが多い
- 修繕費はすべて自己負担
- 防犯面は自分で対策が必要
屋根や外壁などの維持管理も自分で計画する必要があります。
マンションのメリット・デメリット
メリット
- 駅近など利便性が高い立地が多い
- オートロックなど防犯設備がある
- 建物管理は管理組合が行う
共働き世帯や利便性重視の方には向いています。
デメリット
- 共用部分は自由に変更できない
- 管理費・修繕積立金がかかる
- 管理組合の合意形成が必要
自分だけの判断で建物全体を変更できるわけではありません。
結局どちらを選ぶべき?
価格の高い・安いだけで判断すると、後悔につながることがあります。
重要なのは、
- 何を優先したいか(利便性?広さ?資産性?)
- 将来ライフスタイルはどう変わるか
- 家計全体のバランスは取れているか
住まいは投資商品ではなく、生活の拠点です。
「資産価値が下がりにくいから」だけで選ぶのではなく、「ここで暮らしたい」と思えるかどうかが最終的には大切です。
FPとしてお伝えしたいこと
住宅購入は「物件選び」以上に「資金計画」が重要です。
- 住宅ローンはいくらまでなら安心か
- 頭金はどのくらい入れるべきか
- 教育費や老後資金とどう両立するか
価格高騰時代だからこそ、感覚ではなく数字で判断することが大切です。

まとめ
戸建てにもマンションにも、正解はありません。
あなたにとって落ち着ける場所はどちらか。
その問いに向き合うことが、価格高騰時代のマイホーム選びで最も重要な考え方です。
ご相談をご希望の方へ
住宅購入前に資金計画を整理しておくことで、将来の不安を減らすことができます。
「自分の場合はどう考えればいい?」という方は、お気軽にご相談ください。
関連ラジオ:今、家を買うなら、戸建て?マンション?

FPオフィスケセラセラ横浜
斎藤 岳志 >>プロフィールをもっと見る
某百貨店に3年ほど勤務。色々な方との触れ合いを通じて、サービス・接客・対人関係の基礎を身につける。
百貨店在職中に、ファイナンシャルプランナーの勉強を始め、資格取得をしたことをきっかけに、数字を扱う仕事に興味がわき、転職して、経理・税務という職種を経験。自身の強みとなっている。
また、プライベートな部分でも、株式投資に始まり、信用取引や商品先物取引、投資信託やFXなど、投資と名のつくものはだいたい経験し、その経験を経てくる中で、一番自分の性格とうまの合った不動産投資を2007年にスタートして以来、自分の資産運用に関しては、中古マンション投資を中心に金融資産の運用と不動産を組み合わせたバランスを意識して取り組んでいる。
【所有資格】
CFP
相続診断士
終活アドバイザー
資産形成コンサルタント
