物価高騰で株主優待に興味があります。投資初心者でも株主優待で得することはできますか?

株主優待は、会社の推し活!

物価高騰で株主優待に興味を抱かれたとのこと。

配当だけでなく、株主優待も受け取れると、より多くのリターンが得られて、お得さを感じられると思います。

物価高騰、インフレ傾向の昨今、例えば、食品やサービス券などを、優待で提供してもらえると、家計の負担を抑えることにもつながって、嬉しさも増します。

自社で扱っている商品を提供してくれる、モノやサービスの割引券をもらえる、など、自社への愛着を持ってもらえるような優待を取り入れている企業も多いです。

その会社が好き、商品を愛用しているなど、愛の形はそれぞれですが、株主優待に魅力を感じて、お金を投じるのは、ある意味、今風に言えば、株式投資を通じた推し活ではないかと私は感じています。

お得さも大切ですが、それと合わせて、ファンのような気持ち、推し活のような想いを通して、株主優待というリターンを得られるようになると、長く保有することにもつながります。それが、結果的に、長期投資にもつながるのではないか、と私は思っています。

株主優待=推し活=長期投資に!

投資初心者の入口にはうってつけ!

新NISAなどをきっかけに、株式投資などを始めた方から、証券会社の口座を開いた後、
「どの銘柄を買って良いか分からない」という声を耳にすることがあります。

資産運用を行うベースには、NISA口座の中のつみたて投資枠を活用し、投資信託のつみたてを取り入れるのが良いと、私は考えています。

ただ、それだけでは、淡々としていて面白味がないので、株式投資に楽しさを感じられる要素があることで、長期投資を継続したくなることにもつながるとも思っています。

長期投資をする上では、楽しさ、面白さなどの感情が入らないことが失敗しない秘訣だとは思っていますが、とは言え、楽しみもなければ、特に初心者の方であれば、続けるモチベーションも保ちにくいかとも思っています。

その点で、株主優待は、お金を投じた企業からもらえる「プレゼント」のような要素があります。

配当という金銭ではなく、各会社が独自性を出して、提供してくれるのが株主優待です。

これも踏まえると、投資初心者の方が、銘柄選びの点で、株主優待に魅力を感じるかを基準に考えるのも良いのではないか、と私は考えています。

実際、私自身も、初めて株式投資をした時は、コーヒーチェーンや牛丼屋さんなど、実生活で愛用し、メリットが感じられる優待を提供している会社を、投資先として選びました。

株主優待を基準に考えることは、投資初心者にとって、その意味で、 うってつけの銘柄選択方法になるのではないか、と私は思っています。

投資初心者にとって株主優待は銘柄選びにうってつけの方法

あくまでも「おまけ」です

ここまで、株主優待は、投資初心者の入口にうってつけで、会社の推し活みたいなものだとお伝えしてきました。

良いことばかりのように聞こえるかもしれませんが、最後にお伝えしたいことは、株主優待は、あくまでも「おまけ」である、ということ。

どんなに魅力的な株主優待を設けていたとしても、その会社に、株主優待を提供し続けられる、本業での利益がなければ、絵に描いた餅にすぎません。

私自身、サービスを良く利用しており、株主優待に魅力を感じて投資をしていた企業が、業績の悪化を理由に、株主優待の廃止を決めたことがありました。

株主優待は、投資の実質的な利回りをあげ、その会社を応援しながら、あなたの資産形成にもつながる面はありますが、それはあくまでも本業が順調であればこそ、です。

お得な株主優待がある会社を選んで、お金を投じることは長期投資の面でも良いことだとは思いますが、継続して利益が出ている、配当を出し続けている、など、選ぼうとしている会社の本業の業績がどうなのか、という点にも目を向けた上で、最終的には判断するようにして下さい

関連ラジオ:「株主優待ってお得なのでしょうか?」

ラジオ音源「資産運用に不動産ってあり?あなたの疑問に答えます」>>

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斎藤 岳志 >>プロフィールをもっと見る

某百貨店に3年ほど勤務。色々な方との触れ合いを通じて、サービス・接客・対人関係の基礎を身につける

百貨店在職中に、ファイナンシャルプランナーの勉強を始め、資格取得をしたことをきっかけに、数字を扱う仕事に興味がわき、転職して、経理・税務という職種を経験。自身の強みとなっている。

また、プライベートな部分でも、株式投資に始まり、信用取引や商品先物取引、投資信託やFXなど、投資と名のつくものはだいたい経験し、その経験を経てくる中で、一番自分の性格とうまの合った不動産投資を2007年にスタートして以来、自分の資産運用に関しては、中古マンション投資を中心に金融資産の運用不動産を組み合わせたバランスを意識して取り組んでいる。

【所有資格】
CFP
相続診断士
終活アドバイザー
資産形成コンサルタント 

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