制度は良い方向に改正されつつあります
イデコが70歳までできるようになったことをご存じでいらっしゃるとのこと。ニュースなどへの情報感度が高い方でいらっしゃるのかな、と感じました。
ただ、2025年9月現在では、まだ「案」の段階なので、現時点ではまだ70歳までの加入ができません。
それと合わせて、毎月の掛金の上限額も引き上げられる方向の「案」も出されています。
年末にとりまとめられる税制改正大綱なども踏まえて、
より具体的な内容のとりまとめも行われていくことが予想されますので、
ぜひ、今の情報感度の高さを保たれて、現時点では「案」の内容が、いつから実施されるかに関して、引き続きニュースを追い続けられて下さい。

人生で1番若い日は今日!
今から初めても間に合いますか?という質問も投げかけて頂いていますが、
「人生で1番若い日は今日。やってみたいと感じた気持ちを大切にして、ぜひ始めて下さい!」
と、私は思います。
イデコに関しても、現状、条件を満たせば、65歳までは加入して運用を行うことができます。
掛金を拠出して、イデコの中で運用できる期間は、短期間になるかもしれません。短期間であれば、相場の変動の影響を受けやすくなる点も、 否めない事実としてはありえます。
ただ、たとえ数年であったとしても、年齢によって諦めるのではなく、
今から未来に向かってできることに目を向けてイデコを利用して運用を始めることは、
あなたの気持ちを前向きに保つなど、精神的な面でも、若々しく希望を持ちながら
過ごすことにもつながるのではないか、と私は思います。

今の「案」が制度して本決まりとなり、70歳まで加入できることが決まるまで待ってから始めるより、
今すぐにでも始めていれば、本決まりになるまでの期間分、長く運用を行えることにもつながります。
今日が1番若い日だということを意識して頂いて、未来への希望を持ちながら、イデコの運用だけでなく、
生活全般も過ごして頂ければと思います。
使える制度は活用を!

人生で1番若い日は今日、という理由だけでなく、イデコのように、税制優遇がある制度などを利用できるなら使った方が良い、と感じる点も、始めた方が良いと私が考えている理由です。
あなたが60歳を過ぎて、お仕事を続けられていらっしゃるかどうかなど、ご状況が図りかねる部分はありますが、給与なり、年金なり、なんらかのご収入がおありなのであれば、イデコを始めることで、メリットは少なからずあります。
所得税や住民税という税制面の話にはなりますが、イデコに拠出した掛金は、その年に払った全額を、所得控除という、税金上の経費のような形で、収入から引くことができます。
その結果、課税所得と言われる、税金をかける元になる、利益に相当する金額を下げることにつながり、
その年に払う所得税、翌年に払う住民税の金額を抑えることができるのです。
イデコは投資信託などを通じて、運用を行い、資産形成を行うことに目が行きがちですが、
先ほどお伝えした、所得税や住民税を抑えられるという効果も忘れてはならない利点です。
まとめ
ぜひ、60歳過ぎたから間に合わないかも、というマイナス面ばかりに意識を向けず、
税金の支払いを抑えながら資産形成もできる点、
案が確定すれば70歳まで運用を継続できることになる点などの未来に目を向けて、
前向きに取り組み始めて頂くことを、私は切に願います。
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FPオフィスケセラセラ横浜
斎藤 岳志 >>プロフィールをもっと見る
某百貨店に3年ほど勤務。色々な方との触れ合いを通じて、サービス・接客・対人関係の基礎を身につける。
百貨店在職中に、ファイナンシャルプランナーの勉強を始め、資格取得をしたことをきっかけに、数字を扱う仕事に興味がわき、転職して、経理・税務という職種を経験。自身の強みとなっている。
また、プライベートな部分でも、株式投資に始まり、信用取引や商品先物取引、投資信託やFXなど、投資と名のつくものはだいたい経験し、その経験を経てくる中で、一番自分の性格とうまの合った不動産投資を2007年にスタートして以来、自分の資産運用に関しては、中古マンション投資を中心に金融資産の運用と不動産を組み合わせたバランスを意識して取り組んでいる。
【所有資格】
CFP
相続診断士
終活アドバイザー
資産形成コンサルタント
