人口が増えているエリアを選ぶ
ワンルームマンション投資、大家業で失敗しないためには、「どこに物件を持つか?」という立地が大切な要素になります。
不動産投資、大家業での失敗とは、どんな状態でしょうか?
私は「入居者がいない、空室状態が長引くこと」だと考えています。つまり、退去することがあっても次の入居者が決まりやすい立地に物件を持つことが大切だということです。
そのためにも、人口が増えているエリアを選ぶこと、転入超過が今後も続くと見込まれるエリアを考えることが大切です。
ヒントは情報誌にあり!
ワンルームマンション投資の場合、借りて下さる方は、基本、単身者になります。
なので、ひとり暮らしの方が増えそうなエリア、立地を選ぶことが失敗しにくい秘訣になります。
では、そのような立地は、どうやって選べば良いのか?そのヒントは「情報誌」にあると私は考えています。
もちろん、総務省が出している人口動態統計のような指標を参考にして、転入超過の都道府県を選ぶという考え方も大切です。
とは言え、それを調べ、確認するのは、手間がかかり敷居が高いと感じる方もいらっしゃると思います。
そんなあなたにとって、単身者が増えそうなエリアを身近に知るきっかけとなるツールが情報誌です。
例えば、グルメの特集が組まれている時に、そのお店がどういう場所にあるのか?
ファッションの特集が組まれている時に、その洋服を扱っているお店はどういうエリアに多いのか?などを情報誌を通して知ることができると思います。
そういうお店がある場所やエリアは、憧れなど含めて魅力ある「街」として、人が集まりやすくなります。
通勤や通学に便利で、家賃も無理なく払える、ということは、賃貸物件選びの大切な要因になります。ただ、それ以外の「余暇の楽しみを満喫しやすい」という点も、賃貸需要の高いエリアかどうかを測るひとつの目安にはなります。
商店街があることも良い立地の1つの要素
先程は、情報誌を参考にする考え方を伝えましたが、
賃貸で選ばれやすい要素の1つに、スーパーやコンビニがすぐそばにあるという点もあります。
その点を満たす立地として、私は「商店街」が充実している場所というのも、選ばれやすいのではないか、と考えています。
昼夜問わず、老若男女問わず、アーケードなどを歩く人が多い、賑わいのある商店街があるような場所が、そのひとつの例として考えられます。
住まいとして、暮らしやすさ、生活の利便性が高いということは、コロナ禍を経て、より高まりをみせていると感じます。
そう考えると、話題のお店があるエリアに限らず、いわゆる下町のような、人情味があり、賑わいのあるエリアなども、借りて住みたい方のニーズを満たし、空室になりにくいのではないか。
私は失敗しない不動産投資、大家業の立地という点で、このように考えています。
FPオフィスケセラセラ横浜
斎藤 岳志 >>プロフィールをもっと見る
某百貨店に3年ほど勤務。色々な方との触れ合いを通じて、サービス・接客・対人関係の基礎を身につける。
百貨店在職中に、ファイナンシャルプランナーの勉強を始め、資格取得をしたことをきっかけに、数字を扱う仕事に興味がわき、転職して、経理・税務という職種を経験。自身の強みとなっている。
また、プライベートな部分でも、株式投資に始まり、信用取引や商品先物取引、投資信託やFXなど、投資と名のつくものはだいたい経験し、その経験を経てくる中で、一番自分の性格とうまの合った不動産投資を2007年にスタートして以来、自分の資産運用に関しては、中古マンション投資を中心に金融資産の運用と不動産を組み合わせたバランスを意識して取り組んでいる。
【所有資格】
CFP
相続診断士
終活アドバイザー