浪費癖を自覚している60代です。退職金などのまとまった老後資金を使い込まないための対処法を知りたいです。

書き出すことが効果的!

浪費癖がおありとのこと。
自覚されていて、対処したいと前向きに考えていらっしゃるのは、良いことだと感じます。
そんなあなたに、最初に伝えたいこと。

それは、入ってきた以上にお金を使わないこと、です。
言葉にすれば、ひとことで終わってしまいますが、浪費癖がある方からすれば、頭では分かっていても使い過ぎてしまう、というお気持ちかもしれません。

そこで、提案させて頂きたいことは、入ってきたお金と出ていったお金を書き出してみること、です。
いくらお金が入ってきて、いくらお金が出て行ったのか。
それを、紙に書き出して、客観的に見えるようにすること。

浪費癖のある方が、お金を使い込まないようにする最初の一歩として、効果があるのではないか、と私は考えています。
書き出して、客観的に見ることで、後から振り返って、無駄に感じる支出などが分かり、少しずつ、収支の改善につながっていくと思うからです。

すぐに引き出せないようにする!

とは言え、一朝一夕に、浪費癖は治る訳ではありません。少しずつ、時間をかけて、習慣を変えていくことが必要になってきます。
そこで、退職金などのまとまったお金、老後資金を使い込まないための対処法の1つとして、最初にお伝えしたいのが、「お金を、すぐに引き出せない場所に置く」という方法があります。

例えば、2,000万円の退職金を受け取ったとします。
その退職金を、すべて「定期預金」にしてしまうのです。

定期預金にした金融機関のキャッシュカードは、はさみを入れて破棄してしまいます。
とは言え、退職金も、老後の生活費として使う必要があります。

なので、定期預金を、100万円ずつにして、満期を1年~20年にして、預け入れるようにします。
すると、毎年、満期日になると、100万円ずつ使えるようになり、それが、20年間、続くことになります。
そうすれば、使い込むことなく、毎年、満期日に100万円ずつが手に入るようになるので、使い込む心配がなくなる。
自分で、強制的にお金を使えない方法を作ってしまうというのも、使い込まない良い方法の1つではないか、と私は考えます。

現金を資産に変えてしまうのも手!

また別の方法として、現金を形ある実物資産に変えてしまうという方法も考えられます。
例えば、受け取った退職金2,000万円があったら、そのお金で、賃貸用の区分マンション1部屋を購入する。
そうすると、手元からお金がなくなり、不動産に形を変えたので、使い込む心配がありません。
その不動産は賃貸用なので、毎月入居者さんからの賃料を受け取ることができます。

利回りが4%であれば、年間80万円、利回りが5%であれば、年間100万円があなたの手元に、定期的に入ってくるようになります。
ここで手にしたお金に関しては、極端な話、全額使ってしまっても問題ありません。
(税金や諸経費は分かりやすくイメージを伝える便宜上、考慮に入れておりません)

購入した不動産を賃貸に出して、入居者さんが住んでいてくれる限り、毎年先程のお金が、あなたの手元にもたらされるからです。
このように、まとまって手にしたお金を、現金から実物資産である不動産に形を変えることで、使い込む心配もなくなり、毎月家賃収入としてお金が入ってくる仕組みも作ることができる。
こんな対処法も良いのではないか、と私は考えます。

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斎藤 岳志 >>プロフィールをもっと見る

某百貨店に3年ほど勤務。色々な方との触れ合いを通じて、サービス・接客・対人関係の基礎を身につける

百貨店在職中に、ファイナンシャルプランナーの勉強を始め、資格取得をしたことをきっかけに、数字を扱う仕事に興味がわき、転職して、経理・税務という職種を経験。自身の強みとなっている。

また、プライベートな部分でも、株式投資に始まり、信用取引や商品先物取引、投資信託やFXなど、投資と名のつくものはだいたい経験し、その経験を経てくる中で、一番自分の性格とうまの合った不動産投資を2007年にスタートして以来、自分の資産運用に関しては、中古マンション投資を中心に金融資産の運用不動産を組み合わせたバランスを意識して取り組んでいる。

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