不動産投資の物件を、東京23区・川崎・横浜に絞っている理由は?

「不動産投資は、空室リスクを下げることが大切」

このように聞いたことがある人も多いと思います。

空室リスクを下げるには、借りてくれる人が多い場所で、不動産投資、大家業を行うことが必要です。
そして、そのような賃貸需要の高い場所として取り上げられるのが、「東京23区、川崎、横浜という、単身者の転入が多いエリアです。

もちろん、同じエリアの中でも、駅や沿線、街の雰囲気などで、賃貸需要は異なりますが、「東京23区、川崎、横浜」というエリアは、賃貸需要が高く、失敗しにくいエリアではないか、と私自身感じています。

実際に、私が自分で保有している物件も、このエリア内にしかありません
ただ、私が「東京23区、川崎、横浜」エリアだけを選んでいるのは、賃貸需要の面だけではありません。

結果として、そのエリアを選ぶことが、賃貸需要もあり、失敗しにくい不動産投資、大家業につながったと考えています。

賃貸需要以外の点で、東京23区、川崎、横浜エリアを選んでいる理由は?

それは、「もし何かあった場合に、自分で駆けつけて対応ができる」からです。
つまり、住まいから保有している物件まで、車や電車などを使って、1.5時間前後で行ける距離にある、ということです。

物件を購入した後、入居者さんとのやり取り、空室時の募集など、部屋の中のことに関しては、賃貸管理会社にお願いをしています。
自分でやりとりを経験したいとか、大家業が専業で自分の時間を使えるという方は少数派で、多くの方が、賃貸管理に関しては、アウトソースをしているケースが多いと感じています。

家賃の5%など、手数料はかかりますが、入居者さんの対応に関してのプロにお任せした方が、本業などに集中できるからです。

ただ、世の中に、「絶対」と言い切れないことは、多々あります。

だからこそ、「もし、お願いしている賃貸管理会社が倒産してしまったら・・・」「今は引き受けてくれている賃貸管理の契約を、もし更新しないと言われたら・・・」
起こる可能性が低くても、そのような事態を想定しておくことは必要ではないか、と私は考えています。

もしそういう事態が生じた場合、最初に考えるのは、他の賃貸管理会社を探すという選択肢になるとは思います。
ただ、すぐに変わりの賃貸管理会社を見つけられない場合もあるかもしれません。

そんな時は、オーナーであるあなた自身で、対応する必要がでてきます。

空室の場合は、物件の近くの不動産屋さんを回ったりして、賃貸募集のお願いをする。トイレなど設備が故障した場合は、業者さんの手配や立ち合いなどをする。
そのような対応をもしも自分で行うことになった時、遠方の物件だとしたら、あなた自身で対応することはできるでしょうか?

遠方だった場合、心理的負担も・・・

私は横浜に住んでいますが、もし北海道や九州などに物件を保有して、そのようなことが起きた時、飛行機などを使えば、数時間で行けると言われても、物理的な距離ということを考えると、心理的な負担を抱いてしまいます。

物理的な距離のある遠方物件の場合、管理会社の対応力が、あなたの不動産投資や大家業を大きく左右することになります。
良い管理会社と出会えれば良いのですが、親身な対応とは言い難いケースがあることも耳にしたりします。

遠方の場合、自分で対応したり、管理会社を変更するなどに関しても、時間と労力がかかり、精神的なストレスもかかってくると感じます。

不動産投資は、大家業という事業でもあります。
事業である以上、事業をストレスなく行える状態にしておくことが、長く継続できる秘訣の1つではないか、と私は考えています。

「もしも」と「まさか」に備える気持ち、忘れないで下さい!

FPオフィスケセラセラ横浜
斎藤 岳志 >>プロフィールをもっと見る

某百貨店に3年ほど勤務。色々な方との触れ合いを通じて、サービス・接客・対人関係の基礎を身につける

百貨店在職中に、ファイナンシャルプランナーの勉強を始め、資格取得をしたことをきっかけに、数字を扱う仕事に興味がわき、転職して、経理・税務という職種を経験。自身の強みとなっている。

また、プライベートな部分でも、株式投資に始まり、信用取引や商品先物取引、投資信託やFXなど、投資と名のつくものはだいたい経験し、その経験を経てくる中で、一番自分の性格とうまの合った不動産投資を2007年にスタートして以来、自分の資産運用に関しては、中古マンション投資を中心に金融資産の運用不動産を組み合わせたバランスを意識して取り組んでいる。

【所有資格】
CFP
相続診断士
終活アドバイザー
資産形成コンサルタント 

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