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サラリーマンですが、不動産投資に興味があります。業者のカモにされないポイントはありますか?

話を鵜呑みにしないこと

 

不動産会社からカモにされないポイントですが、

「不動産会社の話を鵜呑みにしないこと。言われるままに話を進めないこと」です。

 

そもそも不動産会社のカモになるというのは、どういう状態でしょうか?

それは、あなたが買うことで、不利益を被る可能性のある物件を保有してしまう状態です。

また、何となく、モヤっとした気持ちを抱きながらも、担当者さんなどに、悪く言えば言いくるめられて購入してしまうことです。

 

 

主導権はあなたが握ること

では、カモにならないために大切なポイント

それは、「話の主導権をあなたが握ること」です。

 

不動産会社と接点を持つ機会は、

「マイホームを購入する時」や「部屋を借りたい時に足を運ぶ」くらいしかありません。

 

そのため、不動産会社がたくさんの情報を持っていて、あなたが持っている情報が少ないという差があることで、

カモにされる可能性が生じてしまいます。

 

そんな状態の中で、少しでもあなたが話の主導権を握るのに伝えてみると良いセリフがあります。

 

それは、区分マンションを検討する際に、

 

「重要事項調査報告書を見せて下さい」

 

と、伝えることです。

 

最初の問い合わせをする時などに、この一言を添えるだけで、相手があなたを見る目が変わることがあります。

 

私自身、ある担当者からは、

「不動産会社の方からの問い合わせだと思いました」

と言われた経験さえありました。

 

情報量で、不動産会社を上回ることはできませんが、

少しでもカモにされないように、事前に本を読むなどして、予備知識を身につけることも必要だと感じます。

 

 

積極的にあなたも調べて確認する

 

先程伝えた「重要事項調査報告書」に限らず、その他にも不動産投資をするにあたって、確認が必要な書類があります。

 

登記簿謄本を見て、誰が所有し、融資の残債がどのくらいあるのか、

そして、そもそも売主さんは、なぜ今回売却しようと考えているのかの理由もヒアリングして確認する。

 

借りて住んでいる方がいれば、「入居時期、性別、年代、お仕事状況、滞納歴の有無」などを支障ない範囲で教えてもらう。

 

その他、実際に現地に足を運んで、物件そのものや周辺環境、駅からの道なりなど、

担当者の話だけで判断せず、あなた自身の五感を使って確認する。

 

上記のようなことを積み重ね、言われるままに話を進めず主導権を握るようにすることで、カモにされる確率は、限りなく下がると私は考えています。

 

 

 

著者プロフィール

著者近影

斎藤 岳志(さいとう たけし)

FPオフィス ケセラセラ横浜 代表。
中古マンション賃貸経営・不動産投資・マンション購入に本気で取り組む方へ、
誠実な不動産サポートをいたします。
●所有資格:CFP 相続診断士 終活アドバイザー

●著書:
老後が不安……。貯金と年金で大丈夫ですか? (現代書林)
FP大家だけが知っている 資産形成に中古ワンルームを選ぶと失敗しない理由(合同フォレスト)

 

 

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