ブログ不動産投資を始めるときの準備【中古マンション編】
中古マンションで不動産投資を始めるとき。
最初に、「不動産投資をはじめてどうなりたいか?」
という想いを描くことが大切です、とお伝えしています。
「どうして、不動産投資に興味をもつようになったか?」
というきっかけを思い出すということも
最初の想いにつながるので良いとお伝えしています。
- ・「毎月、手取りで20万円くらい得られるようになりたい!」
- ・「10部屋は保有して、税金上の事業規模にまでは
- 将来的に拡大したい!」
- ・「夫婦でそれぞれ3部屋ずつ持ちたい!」
実際に不動産投資を始めてみると、
違った想いが浮かんでくることは往々にしてあります。
なので、細かく決めすぎず、全体像を意識する
くらいのイメージで良いと私は考えています。

想いや今後に向けた方向性がイメージ出来たら、具体的な準備に入ります。
まずは、「自分が不安や疑問に思っていることを、スッキリさせていくこと」です。
今まで経験したことのないことを始めようとする時は、
分からないことや不安なことが多かれ少なかれ湧いてくると思います。
私自身、2007年に不動産投資をスタートする前はそうでした。
では、疑問や不安をどうやってスッキリさせていくか?
一番早いのは、
「すでに経験のある人に直接話を聞くこと」
だと私は考えています。
直接、いろいろなことを聞いて解決できるというのは、
一番の近道です。
その他の方法としては、
- ・「セミナーを受けに行く」
- ・「興味がわく書籍を読む」
- ・「ネットなどで情報収集をする」
などが考えられます。あなたに合った方法で、
不安や疑問がないように進めていって下さい。

「中古マンションを使った不動産投資を始めたい想い」や
「始めるにあたっての疑問や不安がスッキリしてきた」という心の準備が整ってきたら、
お金の面での準備やどんな物件があるのかをネットなどを通して見ていくのが良いです。
もちろん、準備なので、想いや疑問不安の解消をしていくのと並行して進めて頂いて大丈夫です。
お金の面で言えば、物件価格の1~2割くらいは手元にある状態が良いのではないか、
と私は考えています。頭金にあてるということでも良いですし、
不測の事態などに備えた予備資金としてプールしておくという意味合いで。
中古マンションの場合、前の所有者から、
エアコンや給湯器など部屋にある設備も引き継ぐことになりますが、
機械はいつ故障したり壊れるかわかりません。
そのような時に、
入居して頂いている方の生活に支障が出ないようにするのが大家の役目です。
その対価として賃料を受け取れるのです。
購入にあたってローンを使う方も多いので、今のあなたの状態でローンを借りられるのか、
借りて購入することができるのか、の事前審査をすることも準備の1つです。
どんなに良い物件と巡り会えたとしても、実際に購入できる自己資金と借りられる力が
なければ、スタートを切ることができないからです。
最後に物件面で言えば、購入前の準備、練習という意味合いで、
インターネットの不動産サイトに掲載されている情報を利用して
シミュレーションしてみるのが良いと私は感じています。
検索の条件などもあるので、それを繰り返して行うことで、
自分ならこんな条件の中古マンションがいいな、
というイメージが少しずつでも分かってくるからです。
目標などの精神面、金銭面、物件面、
それぞれでの準備についてお伝えしました。
どれも必要だとは思いますが、
その中でも私は「精神面」が準備の段階で
特に大切だと感じています。

「お金のこと」や「物件のイメージがつかめた」という準備ができたとしても、
あなた自身の想いが「実際に不動産投資を始める!」と固まっていなければ、
スタートすることができないからです。
どんなに良いと感じる物件を目の前にしても、あなたに「購入しよう!」という想いが
なければ、具体的に動いてスタートするという行動に移すことができないからです。
準備にどのくらい時間がかかるかは個人差があるので、
どのくらい時間をかけて準備をすれば良いかと言い切ることはできません。
ただ1つ言えることは、
「100%を目指していたら、いつまでもスタートすることはできない」
ということです。
人間でも100%完璧な存在はいないように、
不動産投資や中古マンションで100点の物件も存在はしません。
この文章を読んで頂いているということは、
少なからず不動産投資、中古マンションに興味や関心がある方だと思います。
悩みすぎず、自分なりに気持ちの整理や準備がある程度整ったと感じたら、
自分の想いに従ってスタートしてみることが大切だと私は考えています。
「まだ準備中」と言い続けている人は、いつになっても「準備中」のままですから・・・