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ブログ不動産の買い時・売り時を問うのはナンセンスな理由!

 

 

「購入か賃貸か?」

 

住まいを考える時に、良く話題にあがるテーマです。

ただ、明確な答えがある訳ではないので、最終的には、あなたがどのように過ごしたいか、という視点から、あなた自身で決めるしかない、と私は考えています。

 

それと同じように話題にあがることのあるテーマ、それが、

「不動産、今は買い時ですか?売り時ですか?」という内容です。

不動産投資、大家業の視点で住まいを見た時に、話題になりやすいテーマです。

 

ただ、私からすると、このテーマ、質問は、ナンセンスだと感じています

最初に話した「賃貸か購入か?」と同じように、あなたが置かれた立場、状況によって異なるからです。

 

もし私が、このテーマに近い質問をあなたに投げかけるとすれば

「不動産を買うあるいは売る準備、心構えがあなたはできていますか?」

と伺わせて頂きます。

 

では、なぜ、「買い時か売り時か?」というテーマが話題にあがるのでしょうか?

 

それは、価格に注目をしているからです。

 

イメージとして、株式投資を考えてみて下さい。

 

新聞などで株式相場が話題になる時、「買われすぎ」とか「売られすぎ」のサインが出ている、みたいに取り上げられることがあります。

 

なんでもそうだと思うのですが、上がったものは下がり、下がったものは上がる、というサイクルがあります。

 

そのサイクルは、短期的だったり長期的だったり、見るポイントに応じて異なりますが、根本には、「価格の変動で利益を得ていく」というスタンスがあるからこそ、このようなテーマが新聞紙面に掲載されるのではないか、と私は思います。

 

反対に、いわゆる長期投資として、配当や株主優待などのインカム収入にポイントをおいて株式投資をしている人にとっては、

目先の株価が上がりすぎているとか下がりすぎている

というのは、ゼロとは言いませんが、あまり気にならないと感じます。

 

私自身、不動産からの賃料収入以外にも、株式からの配当金なども受け取る仕組みを作っていますが、日々の値動きなどは、気に留めていません。

 

少し下がっているなと感じ、手元に活用してもよい現金があるというタイミングが重なれば、追加で購入する、ということは検討しますが、

仮に買い時かな、と感じても、手元に現金の持ち合わせがなければ、そもそも購入することができません。

 

これと同じことが、不動産にもあてはまります。

 

資産運用、資産形成のひとつの手段として、不動産投資、大家業を選ぶ場合、取り組む方の目的で多いのは、「安定した賃料収入を得ること」です。

 

だとしたら、もし「売り時だ」と周りが言っていたとした時、同じ行動を選んで売却してしまうと、それと引き換えに、

今まで得られていた安定した賃料収入が入ってくる仕組みを失うことになってしまいます。

 

反対に「買い時だ」と言われたとしても、その時に、あなた自身が気に入る物件と巡り会えない、

手元に頭金や初期費用に使う現金などがない、融資を利用したくても希望額の融資が受けられない、

などの理由で、買うことができない可能性もあります。

 

このように考えると、周囲の意見としての「買い時か売り時か?」というテーマ、質問は、あまり気にする必要はなく、あなたの意思決定に大きな影響を及ぼさないのではないか、と私は感じます。

 

だからこそ、冒頭で伝えたように、

 

「売却して、賃料収入を失っても良いという覚悟ができているか?」

「買いたいと思う時に、買うことができる条件をあなたが満たしているか?」

 

このような準備や心構えを、あなたができているかどうか、を

確認しておくことの方が大切ではないか、と私は考えていますが、

あなたは、どう思いますか?

 

2022年07月25日